【XSH】SIEALDの価値・特徴|量子耐性もつ仮想通貨の将来性
SHEILD(XSH)とは
SHEILD(XSH)はVerge(XVG)をベースにして作られた。Verge(XVG)は以前記事で紹介した。
Vergeはオープンソースであるため、誰でもプログラムをコピーして流用することができる。XSHはVergeのプログラムをコピーして、作られたものだ。
Vergeがかなりのセキュリテイを誇っているため、XSHの強みもXVGと同様、セキュリティの高さが売りである。では、XVGとの違いを明確にしながらXSHの説明をしていこう。
SHEILD(XSH)の基本情報
通貨発行上限枚数:660,000,000 XSH
公式サイト:https://shieldcurrency.com/
チャート:https://coinmarketcap.com/currencies/shield-xsh/
承認手段:PoW (PoSへ移行予定)
コンセンサスアルゴリズム:Scrypt、x17、groestl、blake2s、lyra2rev2
承認時間:45秒
SHEILDの紹介動画↓
SHEILD(XSH)の特徴
匿名通貨
XVGのプログラムを利用しているため、XSHも匿名通貨だ。ビットコインはどのアドレスからどのアドレスに送られたかがわかるようになっている。
しかし、匿名通貨だれがだれに送ったのかという情報が全て隠される。XSHは匿名通貨のため、情報が隠されたままの金の移動が可能になる。
XSHの匿名機能は、Vergeのレイスプロトコルを利用しようとしたが、XSHの求めるスペックに至らなかったため、DASHが開発したPrivatesendを利用することにした。 というのも、高速送金やマスターノードを利用するには、XVGのレイスプロトコルでは不都合だからだ。
【ロードマップ解説】
— SHIELD | Japan (@SHIELDcoinJP) 2017年12月4日
・Project Perdu
Project Perduは、ブロックチェーンのプライバシー強化を行い、SHIELDの匿名性をより高めるプロジェクトです。私達はDASHのマスターノードに基づいたシステムを導入する予定ですが、他にもチェーンをプライベートにする方法も検討しています。
マスターノード
マスターノードとは、もともとDASHの主要な機能として動いていた。ブロックの承認を行ったノードは報酬を得られるような仕組みになっている。
マスターノードはノードの延長のようなものである。DASHではP2Pの個人間ネットワークの送金と、マスターノードを利用した送金をするか選択することができる。結論からいうと、マスターノード利用した送金の方が早いのだ。送金をしたい人はマスターノードを利用すれば迅速な送金ができ、マスターノードを立てた人は報酬を得られるため、winwinな関係なのである。
そうすると誰でもマスターノードになりたがるのだが、マスターノードの立てるには条件がある。DASHでは1000DASH以上を所有している必要がある。日本円換算すると1000万円以上である。安いうちはマスターノードを立てることができるが、参加者が多くなると普通の人にはなかなか厳しくなってくるだろう。マスターノードを特徴として持っているのは以前紹介したTRIGもそうである。
XSHもマスターノードを取り入れるだろう。
高速送金機
先ほども言ったが、マスターノードを利用した送金は高速である。
量子耐性
XSHはロードマップで量子耐性のブロックチェーンを実装することを発表している。これは、量子コンピュータによるセキュリティの突破を防ぐものではないかと考えられている。
量子コンピュータができれば、従来のコンピュータの1億倍の処理能力が言われている。1億倍という言葉がパワーワードすぎてあまり実感がわかないが、超すごいコンピュータでも突破できないほどのセキュリティを誇っているということだ。
【ロードマップ解説】
— SHIELD | Japan (@SHIELDcoinJP) 2017年12月4日
・Project SHIELD
Project SHIELDは現在私たちのプロジェクトの主な目標であり、SHIELDに量子耐性のブロックチェーンを実装します。これはLamportシグネチャ、もしくはwinternitzを用いて作成される予定です。
5つのコンセンサスアルゴリズム
XSHのコンセンサスアルゴリズムは、
・Scrypt
・x17
・groestl
・blake2s
・lyra2rev2
の5つだ。
通常はSHA-256など、1つであることが多いことから、5つのコンセンサスアルゴリズムを取り入れているのはVergeくらいである。XVGのプログラムを利用しているため、セキュリティの高さはXSHの特徴の1つである。
スマートコントラクトの実装
イーサリアムと同様、スマートコントラクトの実装を発表している。スマートコントラクトとは、全ての取引を自動販売機化できる機能だ。
自動販売機は人を介在させずに取引を完了させる。スマートコンラクトにより、不動産や車の売買を、人を介在させずにできるのだ。
【ロードマップ解説】
— SHIELD | Japan (@SHIELDcoinJP) 2017年12月4日
・Project Smart
Project Smartでは、SHIELDにRSKスマートコントラクトを実装します。
RSKスマートコントラクトは、Bitcoinとその他の通貨のために作られたもので、Ethereumのスマートコントラクトと似ています。実装が完了するとSHIELDは更に多くのことが可能となります。
XSHの好材料・注目ポイント
Verge(XVG)の価格と連動
XSHはvergeのプログラムを利用しているとは何回も言ったが、それが価格にも影響している。2017年12月の下旬にXVGの価格が跳ね上がった。それと連動してXSHの価格も跳ね上がった。XSHだけでなくXVGにも注目だ。
プレマイン・ICOなし
XSHはプレマインやICOを行っていない。それでここまで価格を引き上げているため、有名ではないが力のある通貨として注目している。
コミュニティが活発
先ほどのtwitterの引用のように、理解を得られるように積極的に情報を発信しているし、非公式のキャラクターができるほどだ。
こちらのキャラクターはTwitter上での公募で決定致しました当コミュニティの公式マスコット”シエル”です。
— シエル_SHIELD(xsh)ファンクラブ (@Shield_JP_fun) 2018年1月3日
盾を背中に背負っているアルマジロモチーフのキャラクターです。
広報担当として頑張ります!$xsh pic.twitter.com/ROsqzbRsVh
XSHの半減期が間近
XSHの半減期が、2018年2月5日に迎える。BTCも半減期を迎えて価格が高騰したため、XSHも高騰が望める。ちなみに、546000番目のブロックで半減だ。
XSHの購入方法
XSHは現在、主流な取引所では取り扱われてはいない。それほどマイナーな仮想通貨なのだ。逆にいうと、これから仮想通貨全体の脅威となりうる量子コンピュータの対抗として有効なのがXSHである。他の仮想通貨が脅威に晒されている時に、 XSHは高騰する可能性が十分にある。 XSHの購入は Stocks.Exchangeからできる。