【XVG】Verge(バージ)の価値/将来性/特徴|取扱の取引所
Verge(XVG)とは
今回はVergeについて詳しく説明していきます。Vergeとは、バージと読みます。Vergeは、Zcash・monero・Dashと同じように、匿名通貨です。
匿名通貨とは、「誰が送ったのか」「誰が受け取ったのか」など、詳しい情報を全て隠し通せる仮想通貨です。ビットコインなど、匿名通貨ではない通貨は、取引履歴が見ることができます。透明性によってセキュリティはありますが、プライバシーが保護されることはありません。仮想通貨を実用化するには、プライバシーも保護しなくてはいけません。誰が送ったのか、いくら送ったのかなどの細かい情報を保護することで、匿名通貨は通常の仮想通貨との差別化を図っています。
匿名通貨であると競合が多そうに見えますが、コインチェック銘柄でもないVerge(XVG)にどれほどの価値があるのか解説します。
XVGの基本情報
通貨単位:Verge(XVG)
通貨発行上限枚数:16,555,000,000 XVG
現在の供給量:13,409,472,280 XVG
システム(アルゴリズム):Proof of Work(Scrypt・x17・groestl・blake2s・lyra2rev2)
公開日:2014年10月9日
公式サイト:http://vergecurrency.com/
XVGの現在の価格はこちらです。
XVGの特徴
Verge(XVG)には、セキュリティの面でかなりの仕組みを取り入れています。Vergeの特徴を細かく見ることで、これからVergeが値上がりするかということを予測する一つの指標になります。Vergeの特徴を見てみましょう。
レイスプロトコル
Verge(XVG)といったらレイスプロトコルだ、と言えるほどVergeの特徴です。レイスプロトコルがまさにVergeの特徴であり、他の匿名通貨とも明らかに違うところです。
レイスプロトコルとは、取引ごとにユーザーが「オープン台帳」を使うか「プライベート台帳」を使うか選ぶことができます。もっと簡単にいうと、取引を隠すか隠さないかをユーザーが選べるようになるということです。ZcashやMoneroやDashにはこのような機能はありません。レイスプロトコルのわかりやすい図があったので貼っておきます。
レイスプロトコルがなぜこんなに注目を集めるかというと、他の匿名通貨は匿名通貨かどうかを選べないからです。なぜ選べることがいいのでしょうか。実は、匿名かどうかを選べることで、取引に透明性が必要な場合と必要じゃない場合にもVergeのみを利用する決済できるからです。
会計の処理や請求の履歴が必要な場合は、匿名にしないオープン台帳を利用すれば良く、個人間でやりとりをする秘密にしたい内容はプライベート台帳で管理すればいいからです。例えば、会社がいくらで下請けに発注しているかなど、そういった情報は隠したいと考えます。個人の利用だけでなく、企業の活動も応援するように現実的な形をとっているのがVergeの特徴です。
VergeのTor
Torとは、結論からいうとVerge(XVG)の堅牢性に関する技術です。Torは、The onion Routerの略です。Vergeのネットワーク参加者のノードをいくつも経由して目的のノードへ渡るため、発信するユーザーを特定することを困難にしています。
伝えたいことを手紙に書いて、名前を言わずに何人も通して渡すことで手紙を書いたやつをわからなくするようなものです。そのため、セキュリティを高めることができます。
ノードとは
ノードがわからない人のために、ノードの解説もします。仮想通貨におけるノードとは、仮想通貨の送金処理において、送金する側とされる側の接点として中間に立って、送信されたデータが書き換えられていないかを分散型台帳と比較して監視と取引の承認をする役割を果たすもののことです。取引の仲介者ということです。
i2P
i2Pとは The Invisible Projectの略で、文字通り見えなくするための技術です。先ほど言ったノードを複数経由して通信を行い、特定を困難にします。また、はじめとおわりのノードを匿名化し、暗号化します。匿名通貨としてのVergeのセキュリティはかなり高いです。
5つのコンセンサスアルゴリズム
Verge(XVG)はPoWによる承認だが、他の仮想通貨と違うところは5つも手段があるところです。ビットコインはPoWを使用していますが、SHA-256というアルゴリズムしか使っていません。一方で、Vergeは以下の5つのコンセンサスアルゴリズムを使用しています。
- Scrypt
- x17
- groestl
- blake2s
- lyra2rev2
このように5つもあります。これら5つのコンセンサスアルゴリズムを使った上でTorとi2Pを使用しているため、セキュリティはかなり高いと言えます。少し詳しい説明をしますと、Scryptというアルゴリズムはライトコインに導入されているアルゴリズムです。
ビットコインが取り入れているSHA-256は、専用のマイニングマシンによって攻略されてしまったため、Scryptというアルゴリズムを取り入れました。しかし、Scryptも攻略されてしまったため、ライトコインのハッシュレートも上がっています。しかし、Vergeは5つのコンセンサスアルゴリズムを取り入れているため、より強度を高めています。
Verge(XVG)の好材料
ここまでは、いかにVerge(XVG)が匿名通貨として優れているかを述べてきました。ここからは読んでいる者が気になる、これからVerge(XVG)の価格が上がるかどうかのイベントや好材料を発表していきます。
Vergeのロードマップ1月
・WindowsQTウォレットをリリース
・UQUIDがVergeをサポート
・25日 ハードフォーク
Vergeのロードマップ2月
・5日 youtubeでQ&Aをする
Vergeのロードマップ3月
・Q1の間にwebサイトをリニューアル
Verge(XVG)を買う方法
XVGに限らず、仮想通貨は困ったらBinanceで買うのがおすすめだ。XVGを購入するのであれば、Binanceが圧倒的におすすめです。取引高が世界1位で、手数料も安いです。一つ注意点をあげるなら、JPYではBinanceに送金できないということだ。BTCやETHなど、何らかの仮想通貨にして送金する必要があるということです。
送金する時も、1回目は少額を送り、自分の通貨の移動がしっかりできてるのを確認してから大きな額を移動するようにしましょう。