【ICX】イーサリアムを超えた?|ICONの価値/将来性/好材料
ICON(ICX)とは
ICXとは、韓国でのICOによって誕生したトークンだ。イーサリアムよりも高性能だという噂もあるが、実際はどうなのか。ICXについて解説していきます。
ICONプロジェクトは、分散型社会の新時代においてコミュニティ同士を繋ぐことによって世界やコミュニティを再定義することが目的です。プラットフォーム型のICOなのだ。この点でイーサリアムに似ています。
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ICON(ICX)の基本情報
通貨名(通貨単位):ICON(ICX)
通貨発行上限枚数:400,230,000 ICX
コンセンサスアルゴリズム:LFT(Loop Fault Tolerance)
公開日:2017年9月22日
公式サイト:https://icon.foundation/jp/
ホワイトペーパー:http://docs.icon.foundation/ICON-Whitepaper-EN-Draft.pdf
イーサリアムの最大供給が無制限のため、ETHはインフレ通貨、ICXはデフレ通貨だという点で違いがあります。
ICXの現在の価格
ICXの紹介動画
ICXの特徴
Loopchain(ループチェーンを使用している)
Loopchainとは、異なるブロックチェーンのコミュニティに橋渡しをしてしまうものです。分散型社会でビットコインのコミュニティやイーサリアムのコミュニティなど、色々なコミュニティが乱立してしまいます。その中でLoopchainを使うことで、そのコミュニティ間を行き来できるようになります。
Loopchainの中で使われているアルゴリズムは、SCOREというLoop社独自のスマートコントラクトです。さらにLFTアルゴリズム、階層システム、マルチチャネルという技術を使っています。
LFTアルゴリズムと階層システムは、ブロックチェーンに参加するノードに異なる権限を渡します。
マルチチャネルは、同じブロックチェーンネットワーク内にチャネルを作成し、スマートコントラクトとコンセンサスと要求の3つを実行できるようにします。
ICON Network
韓国内では既にICON Networkはそこそこ出来上がっており、病院や銀行やあらゆる機関とICONが繋がっています。この繋がりを総称してICON Networkと呼びます。
このネットワーク内にいるものは、あらゆる場でICON Networkを利用して送金・両替・取引などができます。
例:
・病院で支払われたものをE-コマースで利用する。
・八百屋で発行されたポイントを銀行に預ける。
などです。
ブロックチェーンIDとDDAP
ICON Networkを説明するのに欠かせないのがブロックチェーンIDとDDAPの話です。難しい話を抜きにすると、ブロックチェーンIDを使うことでコミュニティを横断してサービスを利用できるようになる。つまり、現実世界で電子署名が行えるようになります。
DAPPは、Decentralized APPlicationの略語で、そのまま日本語にすると分散型アプリケーションだ。アプリそのものが分散型であり、EtherDeltaがその代表例です。
要するに、世界中の使えるもの全てを繋げてしまうのがICON Networkのすごいところです。
ICON Nexus
ICONを使用すると、ブロックチェーンのコミュニティ同士がNexusに接続されます。ちなみにループチェーンはここで活躍します。
ブロックチェーンのコミュニティがA・B・Cとあったとすると、それらの一部と隣接して相互関係を産むことができるのがICON Nexusです。
これが実際に橋渡しされたら、今まではイーサリアム上のトークン、Waves上のトークン、と分断されていたものは、ICXを介して繋がることができます。それぞれのコミュニティへのメリットもあるため、ICXはどんどん必要とされます。
ICXの好材料・イベント
実際に韓国が国ぐるみで始めている
韓国の大学ではICONのコミュニティを利用したU-coinという仮装通貨を開発していたり、病院や銀行で実際に使用する取り組みを始めています。韓国での実験が終わり、世界に出るときにこそICON Nexusの真価を発揮するはずです。
メインネットがローンチ
2018年1月24日にメインメットがローンチされました。
その時に720円に高騰し、かなり期待を寄せるものになりました。
年に1回のICONサミットが開催される
2018年1月31日に、年に一回のICONサミットを開催しました。
Dappのサービスがローンチ
これも2018年1月31日だ。ICONサミットで発表されると予想されます。
ICXを購入する方法
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注意点を一つだけあげるとするならば、円での申し込みができないため、国内の取引所でBTCやETHに一度してからBinanceに登録するのがよいでしょう。