仮想通貨EOSの特徴と将来性|価格とチャート

 

 

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仮想通貨EOSとは

仮想通貨EOSとは、分散型アプリケーション(DApps)のプラットフォームを作り出す仮想通貨です。DAppsとはアプリケーションのことですが、通常のアプリケーションとは違って中央に管理する組織や企業が存在しないアプリケーションのことです。

 

DAppsであることのメリットは、企業や組織の一存でサービスの質が悪くなったりすることがなく、内部での不正が少ないことです。DAppsはユーザーが協力してサービスを盛り上げていくことができるため、中央集権的な現在のアプリケーションよりも期待されています。

 

EOSはそれ自体に価値があるわけではなく、プラットフォームとして機能を提供することで、企業などがDAppsを作り出すことができるようになります。また、EOSはビットコインやイーサリアムの数百倍レベルの取引を処理することができます。これにより、ビットコインの資金詰まりのような問題もEOSには起こりません。

 

通貨名(通貨単位):EOS(EOS)

通貨発行上限枚数:1,000,000,000 EOS

システム(アルゴリズム):Delegated Proof of Stake

公開日:20176

公式サイト:https://eos.io/

ソースコード:https://github.com/EOSIO

Blockchain Explorer(取引詳細):https://etherscan.io/token/0x86fa049857e0209aa7d9e616f7eb3b3b78ecfdb0

ホワイトペーパー:https://github.com/EOSIO/Documentation/blob/master/TechnicalWhitePaper.md

 

仮想通貨EOSを購入する方法

仮想通貨EOSは現在49の取引所で購入することができます。その49の取引所とは以下の通りです。仮想通貨の上場数ではやや多い方です。時価総額もかなり高めなので、49という数字は妥当です。

  1. Bithumb
  2. Upbit
  3. Bitfinex
  4. Huobi
  5. Binance
  6. OKEx
  7. Bit-Z
  8. ZB.COM
  9. Gate.io
  10. Kraken
  11. HitBTC
  12. OEX
  13. Bibox
  14. Bancor Network
  15. BtcTrade.im
  16. IDAX
  17. OTCBTC
  18. BigONE
  19. Kucoin
  20. Neraex
  21. Fatbtc
  22. Rfinex
  23. Ovis
  24. LATOKEN
  25. ChaoEX
  26. Liqui
  27. Coinrail
  28. AEX
  29. EXX
  30. Mercatox
  31. Koinex
  32. ForkDelta
  33. Livecoin
  34. OpenLedger DEX
  35. YoBit
  36. Vebitcoin
  37. Exrates
  38. CoinEx
  39. IDEX
  40. DDEX
  41. Abucoins
  42. COSS
  43. Lykke Exchange
  44. Kuna
  45. BitFlip
  46. Paradex
  47. idex
  48. GOPAX
  49. Cobinhood

EOSの取引高1位のBithumb(ビッサム)は韓国最大の取引所です。また、仮想通貨全体でもトップクラスの規模を誇るバイナンスもEOSを取り扱っています。日本国内の取引所はいまだに取り扱いがないですが、企業が参入するにつれて上場する企業がでてくる可能性があります。

 

海外取引所に登録するには勇気が入りますが、日本国内の取引所では取り扱っている銘柄が特に少なく使い物にならない取引所も多いため、自己責任で海外の取引所を使うのも選択肢の1つでしょう。

 

仮想通貨EOSの価格とチャート

仮想通貨EOSの価格をチャートでみてみると、10月下旬から2月まで上がり続けています。しかし、そのあとビットコインなどの暴落に巻き込まれ、3月中旬までゆるやかに下がり続け、3月中旬に高騰しました。仮想通貨全体が下落トレンドでしたが、ビットコインなどの勢いが戻れば再び息を吹き返す可能性があります。

 

 

 

 

 

 

仮想通貨EOSの特徴

仮想通貨EOSは49の取引所で取り扱われており、DAppsのプラットフォームであるということでした。それでは、EOSの特徴とはどこにあるのでしょうか。プラットフォームとしてはイーサリアムなどもありますが、どこが違うのでしょうか。

 

EOSそのものに価値がない

EOSの特徴の1つとして、EOS自体には価値がありません。EOSトークン自体は決済にも使えず、EOSトークンの移動もすることができません。EOSのICOをするために作られたトークンという認識が一番近いでしょう。

 

そのEOSトークンですが、しっかりと価格をつけています。EOSは時価総額ランキング6位であり、 DASHやMoneroよりも高い時価総額を誇っています。価格が上昇していることの理由として、経験豊富なメンバーによってEOSのチームが構成されていることやインフルエンサーによる買い煽りというのもあります。

 

企業の業務を支援するサービスに対してEOSの真価が発揮されるため、EOSが企業に使われるようになったらさらに価格が上昇する可能性があります。

 

EOSのトランザクションは桁違いに多い

 EOSのトランザクションは1秒間に数百万件と言われています。ビットコインやイーサリアムと比べると、EOSの処理能力がいかに高いかがわかります。

 

ビットコインは1秒間に6~7の取引を処理可能、イーサリアムは1秒間に15件と言われています。それぞれアップデートによってその問題を解決しているとはいえ、現状ではEOSの処理能力が圧倒的であるということがわかります。

 

EOSはトランザクション手数料が無料

 EOSは1秒間に処理できる取引数が多いということがわかりましたが、それに追加して手数料が無料です。ビットコインやイーサリアムは資金詰まりが起こった時にかなり大きな手数料が取られますが、EOSはそうなりません。

 

DAppsを作り、そのアプリケーションがスケールした時には数多くのユーザーを抱えることになります。そのため膨大な取引を処理しなくてはなりませんが、取引1つ1つに手数料がかかるのとかからないのでは大きな差になります。

 

EOSにはコンセンサスアルゴリズムDPoSが採用

EOSのコンセンサスアルゴリズムにはDPoS(Delegated Proof of Stake)が採用されています。DPoSは間接民主制のようなアルゴリズムであり、仮想通貨を保有している人の投票によって取引の承認者が決められ、そして選ばれた人はブロックを承認します。

 

EOSが採用しているDPoSでは、仮想通貨の保有量が増えれば増えるほど投票権は強くなります。PoWやPoSと違うところは、誰もが承認者になれるかどうかという点です。PoWやPoSは誰もが承認者になれる可能性がありますが、DPoSの場合はそのチャンスはありません。

 

仮想通貨EOSの将来性

 EOSの特徴は処理速度が圧倒的に速いこと、手数料が無料だということ、DPoSというコンセンサスアルゴリズムを採用していることでした。それでは、DEOSはどのような将来性があるのでしょうか。

 

EOSのロードマップ

EOSは2018年の春までに言語のサポートやチュートリアルの整備を進めるようです。EOSは着々と準備を進めていくようです。 それ以降の予定はロードマップには書いておらず、今の所把握ができません。

 

 

企業参入によって力を発揮するEOS

EOSそのものには価値がないため、企業がEOSの技術を使って事業を始める時に力を最大限に発揮する仮想通貨です。処理速度が速いことや手数料が無料だというのはEOSの強みなので、期待できると判断した人はEOSを購入してみましょう。