BitShares(BTS)とは|特徴/将来性/価格/チャート

 

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仮想通貨BTSとは

仮想通貨BTSとは、ビジネスのためのDACの構築とその整備を行う金融プラットフォームを目指しているプラットフォームです。

 

DACとはDecentralized automated corporationの略であり、分散型自立組織のことです。人を介在させない自動のシステムを通すシステムがあり、配当を自動的に株主に配ることができます。

 

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BTSはOpenledgerという取引所を提供しています。Openledgerは分散型取引所であり、コインチェックビットフライヤーのような取引所とは体制が違います。コインチェックビットフライヤーは企業が運営する取引所ですが、BTSのOpenledgerは中央に管理する組織を持ちません。

 

そのため、ハッキングのリスクが少ないと言われており、期待されている取引所の形態です。しかし、EtherDeltaという取引所がハッキングにあい一時取引が中断されるなど、まだ課題が残ります。

 

通貨名(通貨単位):BitShares(BTS)

通貨発行上限枚数:3,700,000,000 BTS

システム(アルゴリズム):Delegated Proof of Stake

公開日:2014719

公式サイト:https://bitshares.org/

ホワイトペーパー:http://docs.bitshares.org/bitshares/papers/index.html

 

仮想通貨BTSを取り扱っている取引所

仮想通貨BTSを取り扱っている取引所は19あります。日本国内の取引所はありませんが、海外の著名な取引所が数多く取り扱っています。

  1. Huobi
  2. Binance
  3. ZB.COM
  4. BitShares Asset Exchange
  5. Poloniex
  6. Lbank
  7. Gate.io
  8. Livecoin
  9. OpenLedger DEX
  10. Bitcoin Indonesia
  11. CryptoBridge
  12. RuDEX
  13. CoinEgg
  14. Vebitcoin
  15. EXX
  16. BigONE
  17. RightBTC
  18. YoBit
  19. Tidex

BTSは独自の取引所を持っていますが、BinanceやHuobiなどの中央集権的な取引所にも上場しています。また、他の分散型取引所にも多く上場していることがわかります。

 

BinanceもHuobiも多くの銘柄を上場させている取引所なので、他の仮想通貨も気になるという人は手に入れても良いでしょう。中央集権的な取引所が嫌な人はOpenledgerという分散型取引所を使うと良いでしょう。

 

仮想通貨BTSの価格とチャート

 仮想通貨BTSの価格を見ると以下の通りになります。BTSは6月ごろに価格が高騰した後、11月にかけては下落が続いていました。しかしその後、11月からじわじわと価格をあげ、12月から1月にかけて価格が一気に跳ね上がりました。その後は高騰前の価格に戻りつつあります。

 

 

 

 

 

仮想通貨BTSの注目度

仮想通貨BTSの日本での注目度は以下の通りです。BTSの注目度は5月、9月、1月末に最も高くなっており、2・3月には注目度は下がっています。

 

 

 

仮想通貨BTSの特徴

 

仮想通貨BTSは複数の取引所で取り扱いがあり、世界初の分散型取引所を立ち上げた仮想通貨プロジェクトです。BTSの特徴を知り、理解を深めましょう。

 

DPoS(Delegated Proof of Stake)

BTSはコンセンサスアルゴリズムにDPoSを採用しています。DPoSはPoSを派生させてコンセンサスアルゴリズムです。

 

DPoSとPoSの違いは、誰もがステーキングできるかどうかです。DPoSは投票権を集めたトップ層がステーキングを行えます。市長を選んで間接的に政治に関わるのと同じように、DPoSも間接的にステーキングに関わることになります。

 

スマートコイン

BTSはスマートコインという名のコインを発行しています。スマートコインはペッグ通貨であり、ドルや金などのBTS以外の通貨の価格と同じような価格になります。

 

ペッグ通貨とはある通貨に紐づかせ、価格変動を抑える通貨です。ドルと連動させることで、仮想通貨に特有の高いボラティリティを抑えることができます。

 

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ペッグ通貨はBTSのスマートコインの他にペッグ通貨はUSDT(テザー)もあります。ペッグ通貨としての仮想通貨を発行することで、安定性の高い仮想通貨を発行することになります。

 

しかし、USDTがTether社が倒産することによって価値がなくなるリスクがあるのに対し、スマートコインでのBitUSDなどはブロックチェーンで管理されているため、プロジェクトの破綻とあまり関わりがないため、USDTよりも性能としては優れたペッグ通貨であると言えます。

 

他の仮想通貨との性能比較

他の仮想通貨と比較すると、以下のようになります。ビットコインイーサリアムなどの基軸通貨との比較をしていますが、ブロック生成時間、一秒あたりのトランザクションの数、取引手数料、トラストレスな安定性の高いコインであることなど、様々な分野において性能が上回っているということを示しています。

 

しかし、ビットコインイーサリアムなどと比較して基本的な性能が上回っているというのは他のマイナーなコインにおいても言えるため、BTSは分散型取引所がどれだけ使えるか、スマートコインがペッグ通貨としてどれだけ使われるかが大切になるでしょう。

 

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https://bitshares.org/

 

 

仮想通貨BTSの将来性

BTSの特徴ではDPoS、スマートコイン、他の通貨との比較により見ました。次は仮想通貨BTSの将来性を見て、BTSへの理解を深めましょう。

 

世界初の分散型取引所

BTSは世界初の分散型取引所を設立しました。内部の不正をしにくいのが分散型取引所であり、分散型取引所の数は増えてきています。分散型取引所の価値が評価されてきたら、BTSの価格も上がることが予想できます。