仮想通貨OMGの特徴と将来性|価格とチャート

 

f:id:ico_maru:20180324011849p:plain

 

仮想通貨OMGとは

仮想通貨OMGは、OmiseGOのトークンです。OMGは、東南アジアでの決済手段として使えるトークンです。OMGはP2Pの通貨やポイントなどの交換と決済を国家と組織に法定通貨と仮想通貨を横断的に使えるようにします。OMGはイーサリアム上の金融プラットフォームです。

 

OMGは日本、シンガポール、インドネシア、タイなどに拠点を持つ会社であり、日本人がCEOであることが有名です。

 

日本ではクレジットカードや銀行口座を持っていることは当たり前ですが、東南アジアでは銀行口座もクレジットカードも持っていない人が73%と、とても多いです。しかし、銀行口座もクレジットカードも持っていないがスマートフォンなら持っているという人は多いです。

 

そういった人のための決済手段としてOMGは解決策を提供します。日本においてはメガバンクと呼ばれる企業をはじめとした銀行に預けることは当たり前ですが、東南アジア全体の市場を見ると市場規模は大きいということがわかります。OMGはネットワークを構築し、大量取引と分散型取引所を設立します。

 

通貨名(通貨単位):OmiseGo(OMG)

最大供給量:140,245,398 OMG

システム(アルゴリズム):Proof of Stake

公開日:20136

公式サイト:https://omg.omise.co/

ホワイトペーパー:https://cdn.omise.co/omg/whitepaper.pdf

 

仮想通貨OMGの購入方法

現在、OMGは40の取引所で取り扱われています。大規模の取引所から、分散型取引所幅広い取引所での取り扱いがあります。

 

  1. Huobi
  2. Binance
  3. Ethfinex
  4. Bittrex
  5. Upbit
  6. IDAX
  7. BX Thailand
  8. Ovis
  9. OKEx
  10. Poloniex
  11. ChaoEX
  12. Neraex
  13. CoinBene
  14. Koinex
  15. HitBTC
  16. Liqui
  17. Mercatox
  18. AEX
  19. Kucoin
  20. Gate.io
  21. Cryptopia
  22. Coinnest
  23. Bit-Z
  24. ForkDelta
  25. TDAX
  26. BigONE
  27. Bancor Network
  28. COSS
  29. Coinrail
  30. IDEX
  31. Livecoin
  32. Paradex
  33. OpenLedger DEX
  34. Radar Relay
  35. Lykke Exchange
  36. Tidex
  37. Stellar Decentralized Exchange
  38. OTCBTC
  39. GOPAX
  40. Cobinhood

日本の取引所では取り扱っていないため、OMGを購入するには海外の取引所で購入する必要があります。日本人がCEOなので日本取引所も考えられますが、今すぐ欲しい人は自己責任で海外の取引所を使いましょう。

 

バイナンスやKucoinなどの企業が運営する取引所ではなく分散型取引所を使ってもいいでしょう。

 

仮想通貨OMGの価格とチャート

 OMGは9月から10月にかけて価格を上昇させ、12の上旬に一番の下落を見せました。そこから1月にかけて上昇しましたが、10月程の勢いは出ず、2月は横ばいの相場が続きました。

 

 

 

 

 

仮想通貨OMGの特徴

OMGは多くの取引所で取り扱われていますが、日本の取引所での取り扱いはいまだにありません。これから日本の取引所に上場する可能性もあるOMGは、どのような特徴があるのでしょうか。 

 

OMGの分散型取引所を設立する

OMGはホワイトペーパーの中に分散型取引所を作るという要素が盛り込まれています。分散型取引所とは企業が運営する中央集権的な取引所とは違い、管理が非中央集権的な取引所です。分散型取引所での取引はブロックチェーン上で行うことになり、秘密鍵は完全に管理できます。

 

分散型取引所はDEX(Decentralized EXchange)の略で、最近になって多くの分散型取引所が立ち上がっています。中央で管理する組織がいないため、手数料がいらなくなると言われています。仮想通貨取引所の手数料は現在でもかなり評判が悪いです。

 

f:id:ico_maru:20180209201824j:plain

 

特に日本の取引所はかなり多くの手数料を取るため、何回も資金を移しているだけでかなりの金額を失います。そのため、手数料が低い取引所はかなりユーザーからの受けが良いです。分散型取引所への移行もどんどん進んでいくと言われています。

 

また、分散型取引所は不正がしにくいというメリットもあります。テザー問題など、内部の人間が不正を働いて仮想通貨に対して悪いイメージがついたり市場をよくないムードにすることがあります。しかし、分散型取引所は個人の資産が厳重に管理されてなおかつ中央にいる人もいないため、資産が流出するということが中央集権的な取引所よりも起こりにくいです。

 

OMGが作ろうとしている分散型取引所は、アカウントの開設も簡単です。企業が運営する仮想通貨取引所では、本人確認のための書類を求められることが多いです。しかし、分散型取引所は本人確認をする必要がなく、即座にアカウントを開設することができます。こういった分散型取引所は増えていく傾向にあると言われており、OMGの運営もOMGトークンを使用した分散型取引所に参入します。

 

OMGのSDK配布

OMGはSDKを配布します。SDKとはSoftware Development Kitの略であり、簡単に言うと一般ユーザーも開発ができるようになるというツールです。これにより、OMGの開発者だけでなく、コミュニティ全体を巻き込んだ開発ができるようになります。

 

OMGの他にもLiskがSDKを配布したりと、ユーザーを巻き込んで開発をするという流れになっています。

 

 

仮想通貨OMGの将来性

f:id:ico_maru:20180209201746j:plain

仮想通貨OMGの将来性をみてみましょう。仮想通貨OMGの特徴は分散型取引所を作ること、SDKを配布することで一般ユーザーを巻き込んで開発をすることでした。それでは、仮想通貨はどのような将来性があるのでしょうか。

 

OMGのロードマップ

OMGのロードマップは3つのステージに分かれています。ステージ1では SDKプロトタイプの作成、プロトタイプワークショップ、そして中央集権的な取引所を作ることに注力をします。

 

f:id:ico_maru:20180209201732j:plain

 

OMGのステージ2では分散型取引所を作り、トランザクションの機密性をあげます。分散型取引所を使えるようにするところまでがOMGのステージ2です。

 

そしてOMGの最終ステージであるステージ3ですが、OmiseGOファンドを立ち上げることが目的です。OmiseGOのエコシステムを構築し、イーサリアムネットワークとOmiseGOネットワークのどちらもが繁栄するように資源を配分していくと述べています。