仮想通貨VIAの特徴と将来性|バイナンスのハッキング/ロードマップ

 

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仮想通貨VIA(Viacoin)とは

仮想通貨は1000種類を超える数が存在すると言われていますが、今回はVIAという仮想通貨を紹介します。VIAは2014年に発行され始めた仮想通貨であり、ビットコインのプロトコルに由来しています。ViacoinはAuxiliary PoWという独自の承認方法やScryptを取り入れ、ビットコインよりも25倍の速さで取引を処理できます。

 

VIAの半減期は半年であり、通貨発行上限枚数は2300万枚です。また、VIAはSegwitとライトニングネットワークに既に対応済みです。

 

仮想通貨VIA(Viacoin)の購入方法

ビットコインより25倍の取引を処理が可能なVIAを取り扱っている取引所は8つあります。

  1. バイナンス
  2. Bittrex
  3. Upbit
  4. Poloniex
  5. YoBit
  6. LiteBit.eu
  7. Coinroom
  8. BarterDEX

取引高世界一位のバイナンスでも取り扱っています。この8つの取引所の中だとバイナンスが有名でユーザーからも人気のある取引所です。バイナンスは多くの仮想通貨を取り扱っており、ユーザーの人気投票で上場する銘柄を決めたりします。手数料も安く、日本人にも人気の仮想通貨取引所です。バイナンスの登録方法も簡単なので、登録しておくと良いでしょう。

 

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仮想通貨VIA(Viacoin)のチャートと現在の価格

VIAのチャートと現在の価格はこのようになっています。2月の中旬から下落し、3月はかなり下落しています。逆に言うと下がっている時が仕込む時でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

仮想通貨VIA(Viacoin)の特徴

 VIAという仮想通貨はビットコインの25倍の速さで処理できることと8つの取引所で取り扱われていることがわかりました。8つの取引所で取り扱われている理由はVIAという仮想通貨の特徴をおさえることで理解できます。VIAの特徴を深掘りしてみましょう。

  

コンセンサスアルゴリズム「Scrypt」

VIAという仮想通貨の特徴は「Scrypt」というコンセンサスアルゴリズムを取り入れています。Scryptはライトコインも取り入れています。ビットコインはSHA-256というコンセンサスアルゴリズムを取り入れていますが、専用のマイニングマシンを使うことで一般的なパソコンを使うよりも数倍のスピードでマイニングを終えることができます。

 

そうすることでマイニングマシンを所有している人が優勢になってしまい、マイナーの割合が偏ってしまうという問題を抱えています。しかし、Scryptというコンセンサスアルゴリズムはそれを改善し、CPU・GPUの他にマイニングをするためにメモリが必要だという仕組みになっています。

 

しかし、最近はBitmain社がScryptに対応しているマイニング専用のマシンを開発してしまったため、Scryptを導入しているライトコインのマイニングの難易度はどんどん上がっていっています。

 

AuxPoW

AuxPoWとは、PoWを少し応用したコンセンサスアルゴリズムです。AuxPoWをしようすることにより、Scryptという種類のPoWを取り入れている他の通貨と一緒にマイニングをすることができます。例えば、ライトコインを元々マイニングしている人はVIAも同時にマイニングできるようになります。マイナーとしては大して労力にもならないので、VIAをマイニングするメリットがあります。 

 

Segwitとライトニングネットワーク

VIAにはSegwitが導入されています。セグウィットとは、ブロックチェーンのブロック1つあたりの中のデータ容量を縮小して1つのブロックの中により多くの情報を詰め込めるようにするというアップデートです。

 

ビットコインとライトコインにも実装されている技術であり、ビットコインのスケーラビリティの問題も解決しています。また、Segwitを準備段階としてライトニングネットワークの導入も盛り込まれています。ライトニングネットワークとは、知っている人を渡っていって知らない人との取引を安全に行えるものです。

 

仮想通貨VIA(Viacoin)の将来性

VIAはScryptというアルゴリズムが導入されており、他のScryptを使われている仮想通貨のマイニングと一緒にマイニングをできます。では、VIAの将来性はどのようなものなのでしょうか。

 

バイナンスでのハッキング

VIAはバイナンスのフィッシングサイトによって乗っ取られたアカウントからハッキングをされてしまいました。APIを利用した自動売買のボットが操作され、VIAという仮想通貨が買われ、VIAを売った直後にBTCを買い、すぐに送金をしました。そのハッキングに対してバイナンスは即対応をし、CEOはツイッターでハッキングについて「既に資産は安全な状態にある」と述べました。

 

 

しかもそのあと、CEOは不正に取引された分は全て元の状態に戻したと述べています。

 

 

VIA(Viacoin)のロードマップ 

VIAのロードマップは以下の通りです。ライトニングネットワークをさらに使いやすくする工夫だったり、イーサリアムのスマートコントラクトに適応させたり、まだまだこれからな部分が多い仮想通貨です。そういった意味で伸び幅のある仮想通貨でしょう。

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