仮想通貨RDNの特徴・将来性|イーサ版ライトニングネットワーク
仮想通貨RDNとは
仮想通貨RDNはRaiden Network(ライデンネットワーク)であり、取引をより高速により安価にすることのできるオフチェーン解決プロジェクトです。RDNはイーサリアムのブロックチェーン常に構築され、スケーラビリティの問題を解決します。
オフチェーンとは、ブロックチェーン外で送金や取引を行うことです。オフチェーンは大きく分けて2つあります。1つは、取引所が提供するオフチェーンで、2つ目がビットコインのライトニングネットワークやイーサリアム上のライデンネットワークです。
まず取引所が提供しているオフチェーンですが、ビットフライヤーやコインチェックなどでの送金はブロックチェーン上ではなく、取引所のネットワークが使われています。ブロックチェーンではなく取引所のネットワークなので、オフチェーンということになります。オフチェーンにすることで、通常なら數十分かかる取引を数秒で終わらせる事ができます。
2つ目のライトニングネットワークやライデンネットワークなどのオフチェーンですが、これらはレイヤー2と呼ばれます。レイヤー2と呼ばれるこれらは取引所が利用しているものとは違います。また、レイヤー2によって処理される取引数は使っていない時と比べて数千倍になります。
スケーラビリティ問題とは、ビットコインなどの仮想通貨のブロックの容量を超える取引量があった場合、取引が遅くなってしまうことです。ビットコインは少数の人が使う分には足りるのですが、世界中の人が使うにはブロックあたり1MBではすみません。そこで様々なアップデートがなされ、ライトニングネットワークはビットコインの取引のはやさを解決する技術です。RDNの基本情報はこちらです。
通貨名(通貨単位):Raiden Network(RDN)
最大供給量:100,000,000 RDN
公開日:2017年11月8日
公式サイト:https://raiden.network/
RDNの特徴
RDNの特徴を見ていきましょう。
イーサリアム上のインフラ
RDNが他の仮想通貨と違うところは、イーサリアム上のインフラであるということです。イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決することができます。ブロックチェーンを介さずに、データを今までより安く、早く送ることができます。
また、オープンソースのプロジェクトのため、誰でも参加することができます。ユーザーが開発でき、ユーザー全員でより良いものを作っていくプロジェクトです。
イーサリアム上のトークンにも利用できる
多くのICOでは、ERC20というトークンが使用される事が多いです。また、ERC20を使う事で簡単に仮想通貨トークンを作成できます。そのため、イーサリアム上でICOが乱立し、ICOを行なっているプロジェクトが多く見受けられます。
ライデンネットワークは、ERC20で作られたトークンにも利用できる事が魅力です。ERC20を利用して作成されたトークンにもライデンネットワークを応用できるため、イーサリアム上に作られたプロジェクトのトークンの取引も早く安くできます。
RDNの将来性
RDN(ライデンネットワーク)の将来性を見て見ましょう。
ライトニングネットワークと同じ課題を抱えている
ライデンネットワークはライトニングネットワークを応用して開発された技術です、そのため、ライトニングネットワークと同様、ライデンネットワークを中継するポイントが必要です。しかし、その中継が稼働していない場合、やりとりができなくなります。また、中継ポイントの人がある程度のお金を持っていないといけないため、多額の送金にはデポジットが足らずに送金できない可能性があります。
RDNのチャートと現在の価格
RDNのチャートを見ると、11月前に一気に高騰し、そのあと大暴落しています。そこからまた2018年の1月にかけて暴騰し、 現在は下げています。ビットコインの暴落にかなり影響をうけたように思えます。
RDNの購入方法
現在、RDNを扱っている取引所はBinance、Huobi、Bibox、Kucoin、OKEx、Gate.ioなどがあります。Binanceで取り扱っているため、かなり買いやすい銘柄ですが、暴落する時は本当に暴落するので注意しましょう。