Bitcoin Gold(ビットコインゴールド)とは|特徴/価格/チャート/購入方法

 

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ビットコインゴールドとは

ビットコインゴールドとは、ビットコインからハードフォークした仮想通貨です。ビットコインはハードフォークを数多くしている仮想通貨です。ビットコインとビットコインゴールドの関係、ビットコインゴールドが生まれるきっかけにもなったビットコインのハードフォークについてもわかりやすく説明していきます。

 

ビットコインゴールドが生まれるきっかけになったハードフォークとは、互換性のないアップデートです。もっとわかりやすくいうと、ビットコインとは全く別の機能を持っている仮想通貨が生まれるということです。

 

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ハードフォークする主な原因は、運営の思想の違いによるハードフォーク、今までの仮想通貨の機能を一新して生まれ変わるハードフォークです。ビットコインゴールドはビットコインのアルゴリズムを少し変えた仮想通貨です。

 

通貨単位:Bitcoin Gold(BTG)

通貨上限発行枚数:21,000,000 BTG

現在の供給量(記事作成時):16,679,261 BTG

コンセンサスアルゴリズム:Proof of Work(Equihash)

公開日:201710

公式サイト:https://bitcoingold.org/

 

ビットコインゴールドの購入方法

ビットコインゴールドを取り扱っている取引所は実に34あります。34は多すぎるので、メジャーな取引所で取り扱われているのをまとめるとこのようになります。

  1. Bithumb
  2. Bitfinex
  3. Binance
  4. Upbit
  5. Bittrex
  6. HitBTC
  7. Gate.io
  8. OKEx
  9. CEX.IO
  10. C2CX
  11. TDAX
  12. YoBit
  13. Huobi
  14. Kucoin
  15. Bit-Z 

取引高世界一位で手数料も安いバイナンスや、分散型取引所を作ることを発表したBitfinrx、数多くの銘柄を扱っているBittrex、第二のバイナンスと呼ばれるKucoinなどが取り扱っています。日本の取引所では買えないため日本での認知度は劣りますが、ビットコインゴールドは多くの取引所から認められている仮想通貨です。

 

HitBTCは取引高が世界の取引所でも上位に入る方ですが、本人確認なしでも

 

ビットコインゴールドの価格とチャート

 ビットコインゴールドの価格とチャートを見てみましょう。ビットコインゴールドは2017年10月に生まれた歴史の浅い仮想通貨です。

 

ビットコインゴールドは生まれてから11月中旬と下旬、12月中旬にピークを迎えており、それ以降は下落が続いています。2018年の1月からそのあとにかけてのビットコインとアルトコインの大暴落の影響を受けていることがわかります。なお、生まれた直後にはセキュリティの面が問題視され、すぐには上がりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

ビットコインゴールド(BTG)と11月の分裂

 ビットコインゴールドはビットコインのハードフォークコインです。ビットコインは2017年8月に分裂しそうになる事件があり、その時にビットコインキャッシュが誕生し、Segwitというアップデートをすることで分裂せずにおさまりました。

 

分裂騒動はビッグブロック派とスモールブロック派という2つの主張に分かれたことが原因でした。ビッグブロック派というのはビットコインの容量をもっと大きくしていこうという意見を持った人たちです。一方、スモールブロック派というのはビットコインの容量を小さいままにしておこうという人たちです。

 

意見が分かれた根本の原因はビットコインのスケーラビリティの問題です。当時、ビットコインの知名度はぐんぐん上がっていき、多くの人がビットコインを保有するようになりました。

 

しかし、ビットコインのブロック1つあたりの容量が1MBしかないため、多くの人の送金などの取引に対応できませんでした。ブロックに入るデータの量を多くすれば多くの人が使っても円滑に取引ができるため、ブロックのサイズを大きくしていこうとする人がビッグブロック派です。

 

しかし、それを望まない人がいました。ビットコインはマイニングをすることによってシステムが上手に動いていきます。マイニングをする人をマイナーと言いますが、マイナーはマイニングをする代わりに取引の際に発生する手数料を報酬として受け取っています。

 

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ブロックのサイズを大きくすると、マイナーにわたる報酬が少なくなってしまうため、ブロックのサイズは小さいままがいいと主張する人たちもでてきます。この人たちがスモールブロック派です。

 

ビッグブロック派は元々ビットコインの開発に携わってきた人が多く、多くの人に使ってもらうアップデートを施すことで「スケーラビリティ問題」を解決することができます。それが解決できれば、今までよりもっと多くの人がビットコインを使うようになり、ビットコインがより日常まで浸透するきっかけになる可能性があります。

 

この人たちの論争で、ビットコインがSegwit2xの実装を強行させるという話になっていましたが、それとは別に、その裏でビットコインゴールドは誕生しました。

 

ビットコインゴールドの特徴

ビットコインゴールドはビットコインが分裂するという話が表でされているなか、ビットコインからハードフォークすることを成功させました。ビットコインゴールドは価値を持ち、多くの取引所に取り扱われています。それでは、ビットコインゴールドの特徴というのはどういったものなのでしょうか。ビットコインゴールドの特徴を理解しましょう。

 

BTGのアルゴリズム:Equihash 

ビットコインはSHA-256というアルゴリズムを採用していますが、ビットコインゴールドはEquihashというアルゴリズムを採用しています。Equihashを採用しているのは、理由があります。

 

ビットコインのアルゴリズムSHA-256は、ASICというマイニング専用のマシンを利用するとCPUやGPUをつかいうよりもかなり速いスピードでマイニングを行うことができます。専用マシンをある固まった層が使い出してしまうと、マイニング専用マシンを持っている人が圧倒的に有利になり、平等でなくなってしまいます。

 

ビットコインが抱えているこの問題点を解決したのがビットコインゴールドです。ビットコインゴールドはASIC耐性のあるEquihashを採用することで、不平等性を無くそうとしました。

 

ビットコインゴールドの将来性

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ビットコインゴールドは、ビットコインのハードフォークコインなのでビットコイン保有者に無料配布されます。 ビットコインを多く保有している人にビットコインゴールドを配ることで、最初からビットコインゴールドの流動性が高い状態にできます。

 

しかし、ビットコインゴールドの配布はビットコインゴールドのソフトウェアが完成するまで配布しないと報告したため、ビットコインの保有者の多くは待たされました。