【ZEC】Zcash(ジーキャッシュ)の価値と将来性|価格とチャート
仮装通貨Zcash(ZEC)とは
仮装通貨は1000種類以上あると言われていますが、今回はZcashという仮装通貨を紹介します。Zcashは日本国内の取引所であるCoincheckでの取り扱いのある匿名通貨です。匿名通貨とは、送金した際に送受金者の正体を匿名にするという特徴をもつ仮装通貨のことを言います。
匿名通貨にはZcash以外にもVergeやShieldやDASHやMoneroなどがあります。匿名通貨は送受金者が見えないため、プライバシーが守られるというメリットがありますが、デメリットもあります。メリットやデメリットを知った上でZcashへの理解を深めましょう。
通貨名(通貨単位):Zcash(ZEC)
通貨発行上限枚数:21,000,000 ZEC
システム(アルゴリズム):Proof of Work(Equihash)
公開日:2016年10月
公式サイト:https://z.cash/
ホワイトペーパー:http://zerocash-project.org/paper
Zcashを購入する方法
現在、Zcashは48もの取引所で取り扱われています。仮装通貨全体を通して見ると、Zcashの48という数字は他の仮装通貨と比べると多い方になります。
- Huobi
- Lbank
- HitBTC
- YoBit
- WEX
- Bit-Z
- Bitfinex
- Binance
- Bittrex
- C2CX
- Poloniex
- Kraken
- Ovis
- OTCBTC
- Bithumb
- Exmo
- Upbit
- BCEX
- CoinEx
- OKEx
- Gate.io
- Coinroom
- Vebitcoin
- Cryptopia
- Waves Decentralized Exchange
- CEX.IO
- The Rock Trading
- BTC-Alpha BX
- Thailand BTC
- Trade UA
そのほかには、Crex24、CoinExchange、BigONE、Altcoin Trader、LiteBit.eu、Braziliex、Abucoins、Trade Satoshi、Cryptohub、Allcoin、Tux Exchange、Bitlish、BarterDEX、Qryptos、Cryptomate、Mercatox、Coinrail、GOPAXがあります。マイナーな取引所も数多く取り扱っていますが、大規模で有名な取引所も取り扱っています。
大規模な取引所の例として、7と8のBittrex社とBinance社 が挙げられます。どちらの取引所も仮想通貨取引所全体でトップクラスの取引高を誇っています。しかし、新規登録者が殺到して新規ユーザーの募集を止めることがありますので、登録できる時に取引所にアカウントを作るようにしましょう。
Zcashの価格とチャート
Zcashの価格は5月のアルトコインの高騰につられて上がりました。その後すぐに下落し、10月まで横ばいが続きましたが、2018年の1月まで上がり続けました。しかし、1月上旬をピークに下落が続いています。
Zcashの注目度
Zcashの注目度は以下の通りです。 Zcashは6月に一度注目され、その後落ち着きましたが、価格の高騰と同じように年始に注目されています。その後は価格の下落に合わせて注目度も減少しています。
Zcashの特徴
Zcashの価格とチャート、そして注目度を確認したらZcashの特徴を見てみましょう。Zcashは匿名通貨であると言いましたが、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。
ゼロ知識証明
Zcashは匿名性に優れています。数ある仮想通貨の中で匿名性のある通貨が評価されている理由はプライバシーの問題にあります。仮想通貨の取引はブロックチェーンに書き込まれるわけですが、取引内容と同様に個人のアドレスまで公開されてしまいます。
個人のアドレスがバレることが直接的な脅威にはならないのですが、大きな金額を動かした時には、ハッカーに狙われる可能性があります。そうしたプライバシーの問題を解決するために生まれたのがZcashが開発したゼロ知識証明です。
ゼロ知識証明を簡単に説明すると、取引の情報は明かさずに取引は公正であると証明できる技術です。ゼロ知識証明によって送受金者の情報を明かすことなく、取引が非公開で公正に行われるようになりました。
Zcashは 匿名通貨の中でも特に匿名性が強く、MoneroやDASHよりも強いです。そのため、Zcashのような匿名通貨は危険視されることもあります。Zcashのような匿名通貨は取引が見えないため、違法のものが売買されたり、マネーロンダリングに悪用されるといった意見もあります。
Zcashの将来性
Zcashの特徴はゼロ知識証明による完全非公開の取引にありました。では、Zcashの将来性はどのようなものがあるのでしょうか。Zcashが使われている例を見てみましょう。
Wikileaksの寄付にZcashが対応
海外の情報漏洩サイトのウィキリークスがZcashでの寄付に対応しました。ウィキリークスのようなサイトでは投稿側とそれを支援する側のどちらも匿名であることがメリットになるため、寄付するものも匿名通貨であることによってプライバシーが確保されます。
ウィキリークスのように匿名であることが強みのサービスは、これからもZcashのような匿名通貨でのサポートを追加することが考えられます。
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— ★ agl ★ (@faconelle) 2018年3月2日