仮想通貨ONTとは|特徴・チャートの価格推移から見る将来性

 

 

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仮想通貨ONTとは

 仮想通貨ONTは、Ontologyというプロジェクトの仮想通貨です。ONTは高性能のパブリックブロックチェーンプロジェクトです。ONTは分散型台帳としての性質とスマートコントラクトを含む高性能なパブリックブロックチェーンです。ONTは異なるアプリケーションに異なるパブリックブロックチェーンをカスタマイズできます。

 

ONTは3つのインフラストラクチャーによって構成されています。1つはONTブロックチェーン、2つ目はONTブロックチェーンフレームワーク、3つ目はONT相互作用プロトコルです。

 

ONTの目的は、契約内容や業務内容に信頼をつけるためのプラットフォームになることです。ONTは様々なブロックチェーンやシステムに組み込まれて信頼性をより上げるためのプラットフォームです。色々なデバイスやシステムにおいてONTが信頼を証明することで、デバイスやアプリケーションをまたいで信頼性の高い仕組みができます。

 

通貨名:Ontology(ONT)

通貨上限発行枚数:1,000,000,000 ONT

公式サイト:https://ont.io/

ホワイトペーパー:https://ont.io/wp/Ontology-Introductory-White-Paper-EN.pdf

 

仮想通貨ONTを取り扱っている取引所

 仮想通貨ONTを取り扱っている取引所は8つあります。仮想通貨の中では少ない方です。

  1. Binance
  2. Huobi
  3. Gate.io
  4. OKEx
  5. Kucoin
  6. Bitbns
  7. BCEX
  8. Abucoins

この8つの中に日本国内の取引所はありません。日本の仮想通貨取引所は取り扱い銘柄が少ないです。ONTを取り扱っている取引所なら、Binance、Huobi、Kucoinが有名です。

 

Binanceは手数料が安いこと、取り扱い銘柄が多いことが評価されています。Binanceはマルタを拠点にする仮想通貨取引所です。また、Binanceはハッキングなどに対してきちんとユーザーに状況を伝えるなどの真摯な対応を見せることも評価されています。

 

Huobiはシンガポールを拠点とする取引所であり、韓国語や日本語にも対応している取引所です。

 

Kucoinは取り扱い銘柄が多いことから第二のBinanceとも呼ばれています。チャートはBinanceよりも見やすく、使いやすいことで定評があります。Kucoinが発行しているKCSというトークンの配当も注目されています。

 

仮想通貨ONTの価格とチャート

仮想通貨ONTの価格のチャートは以下の通りです。ONTがBinanceに上場したのが3月のため、ONTの1月の価格はチャートでは表示できませんが、ビットコインをはじめとした仮想通貨の価格が下落している中でも価格が上昇していることが特徴的です。

 

 

 

 

 

 

 仮想通貨ONTの注目度

仮想通貨ONTの日本での注目度は以下の通りです。ONTは最近になって注目されたため、あまりデータがありません。動きを追い続ける必要があります。

 

 

 

仮想通貨ONTの特徴

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仮想通貨ONTの特徴は、あらゆるシステムの信頼性を向上させるという点です。様々な情報を管理するプラットフォームであり、その官吏をブロックチェーンを利用して実現すると言うものです。

 

ONTは、これらの特徴を生かして14の問題を解決しようと試みています。 

 

ONTが解決する14の問題

 ONTは現在問題になっていることを解決しようとしているのですが、14の例をあげています。

 

断片的な情報の信頼性

データを検証する際には様々なところから情報を持って来ますが、その際に時間とお金の消費、そしてデータのセキュリティを危険な状態にしなければいけないこと。

 

個人の不明な役割

個人は、個人のデータとその他のデータの認証を使用することができないこと。

 

新しい情報の信頼の出現

信頼のおける断片的な情報とそれらを検証するためのコストが上昇していること。

 

データマネジメントの独占化

今日のデータマネジメントシステムは独占されたユーザーのデータであるが、一方でそれらを役立つように編集することと、外部が利用するためのアクセス可能なポートフォリオのデータにすることを失敗している。

 

データの断片化

データベースの断片化により、独占していないデータは取引の可能性と多くの認証の面において負けている。

 

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不正確な身元確認

現在使われているシングルインフォメーションマネジメントシステムでは、包括的な身元の証明を難しい形に変えている。

 

IoTにおけるセキュリティ問題

IoTにおいて、不法で悪意のあるノードからのアクセスを防ぐための身元確認のメカニズムが十分ではない。

 

この他に、データの交換においての問題、協力の中にある信頼性の問題、資本管理に潜む透明な問題、コミュニティマネジメントの弱さ、偽の情報の判断、評価システムの弱さ、慈善的な寄付の作成などの問題をONTは解決していきます。

 

ONTはあらゆる契約や業務に関わる信頼を担保するような技術を生み出そうとしていることがわかります。ブロックチェーンの不可逆性や改善不可能なことの利点を生かした点であることがわかります。 

 

仮想通貨ONTの将来性

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ONTの将来性は、NEOとの関係性から見ることができます。NEOは中国版イーサリアムと呼ばれるほどイーサリアムに似ています。NEOはNEO経済圏を作ろうとしているプラットフォーム型の仮想通貨であり、取引の速さなどで注目を集めています。

 

ONTはNEOの開発がサポートするということを読み取れる発言があったため、ONTは海外からも同様に注目と集めています。バイナンスに上場したということもあり、今後を期待されている仮想通貨です。