ALISの基本情報・特徴・将来性|現在の価格と購入できる取引所

 

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ALISとは 

ALISはブロックチェーンを利用したソーシャルメディアプラットフォームです。Google検索する時のキーワードに合わせて上位表示するためのテクニックであるSEOなど、検索エンジンに合わせた記事の書き方をすると、読者にとって逆に読みにくいコンテンツができてしまうことがあります。

 

それを解決するのがALISの目的であり、ALISは本当に良いコンテンツをより多くの人に見てもらえるような仕組みを開発しています。ALISはこれまで問題としてあったキュレーションメディアの問題を根本的に解決をし、独自を報酬システムを利用してユーザーと一緒に作ることでその問題を解決します。

 

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ALISの基本情報

通貨名(通貨単位):ALIS(ALIS)

最大供給量:287,604,611 ALIS

システム(アルゴリズム):-

公開日:2017819

公式サイト:https://alismedia.jp/

ホワイトペーパー(日本語):https://alisproject.github.io/whitepaper/whitepaper_v1.01_ja.pdf

 

 

ALISの動画はこちらです。他の仮想通貨の動画とは違い、ALISのプロジェクトの偉い人たちが出演しています。

 

ALISのロードマップ 

ALISのロードマップはweb上に公開されていて、こちらもwebサイト上に作れるのではなく、タスク管理のtrelloを利用している。それでは、ALISのロードマップの内容について説明します。

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https://trello.com/b/XH5jh4DT/alis-public-roadmap

 

 ALISのロードマップでは、ToDoが事細かに記されています。また、タスク管理アプリのtrelloを使用しているため、「誰が」「いつまでに」の細かい情報もえることがあります。他のICOのプロジェクトはToDoだけをwebサイトに雑に載せているのに対して、ALISは細かくユーザーに伝えてくれるため、好感度が持てるプロジェクトです。

 

2018年5月まで

・アリスのクローズドのベータ版をリリース

・メンバーの採用

・日本でのブロックチェーン勉強会を実施

・プログラムの拡大

 

2018年の5月までにALISのクローズドのベータ版をリリースを発表しています。ベータ版が2018年のはじめの方ででるということで、よりALISの価格が上がるきっかけになる可能性があります。

 

2018年8月まで

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・日本国内取引所への上場

・仮想通貨のヘビーユーザ向けのコンテンツ増加・集客

・クローズドベータ版のローンチ

 

ALISは日本国内の取引所に、2018年の8月までに上場することを発表しています。ビットフライヤーのLisk上場の時のように、一時的に急騰する可能性もあります。サービスが出ていない今でもここまで明確に示しているため、今のうちに仕込んでおいても良いでしょう。

 

2019年

・世界でも有名な仮想通貨の取引所に上場

・オープンベータ版のリリース

・プロモーション拡大

・仮想通貨以外のテーマを追加

 

2019年には、世界でも有名な仮想通貨取引所に上場することをロードマップに記載しています。取引高が1位のOKExやBinanceへの上場も考えられます。Binanceの上場によってRPXなどの例をみても、世界的に有名な取引所に上場すると流動性の高まりから価格が上がる傾向にあります。

 

ALISの現在の価格

 

 

  

ALISの特徴

ALISが作ろうとしているものは現在世の中には出回ってはいませんが、ALISが完成したらどのような特徴を持ったプロダクトになるのでしょうか。これからALISがどのような動きをしてどのような特徴を持つか、理解しましょう。

 

特徴を理解することで、競合となるサービスとどこが違うのかがわかり、ALISの良さがわかります。これからALISがどのように差別化を図っていくのでしょうか。

 

いい記事を書いた人とシェアした人に報酬を与える仕組み

ALISはいい記事を書いた人にはもちろんのこと、いい記事をいい記事だと評価した人にも報酬が与えられる仕組みになっている。Googleなどの既存の検索エンジンでは、記事を書いただけで報酬をもらえる仕組みはありません。また、noteのように筆者に代金を支払ってコンテンツを読むことのできるサービスもありますが、仲介手数料がかなりの割合取られますので、ALISはそういったサービスを淘汰しうるポテンシャルを秘めています。

 

ALISでは、良い文章を書く・いい記事を評価するというシンプルな評価基準で選ばれるようになります。SEOに特化しただけの胡散臭い記事や、品質が低いサイトは自然にユーザーの目に触れなくなります。ALISは顕在化しているニーズに対して解決策が明確なプロジェクトです。

 

具体的にどのような問題があったのかというと、2016年に問題になったWelqというヘルスケアのwebメディアが発端です。Googleの検索エンジンにはいい記事だと認められて上位検索があったのですが、医学的な知見がない人が記事を書いていることにより、でたらめな情報を流しているということが炎上してしまいました。それにより運営会社は社会的に信用を無くし、他のメディアも閉鎖してしまうことになりました。それから、特にヘルスケア系のメディアには厳しくなっていきました。

 

そのほかにも、旅行系のキュレーションメディアで危険な場所が紹介されていたりすることが、危険視されています。それらをブロガーが指摘しているのですが、会社の運営上、いまだにやめることができていません。

 

そういった問題が事前に防ぐことができるのがALISの仕組みです。また、ALISの仕組みはとてもシンプルであり、類似しているサービスであるSteemitとも少し違います。

 

ALISとSteemitの違い

ALISはSteemitというサービスにインスピレーションを受けて開発に乗り出したことは有名ですが、ALISとSteemitとは少し違います。まず、ALISのシステムについて少し説明する必要があります。ALISハ、ユーザーの信頼度をスコア化することで記事の信頼性を保っています。スコアの算出方法は以下の通りです。

 

信頼度スコア=トークン保有数 * トークンの保有期間とALISの利用頻度 * 「いいね」数 * 他者の投稿への「いいね」数

 

ALISを利用する場合、ただ保有しているだけでは増えません。また、むやみに「いいね」をするだけでも信頼度スコアは上がりません。こういったシステムにすることにより、イーサリアムのようなPoSのような問題は起きません。PoS(プルーフオブステーク)とは、簡単にいうと保有量の数によって報酬を支払われるという仕組みです。ちなみに、ビットコインは仕事の速さによって報酬が支払われるPoWというアルゴリズムを導入しています。

 

ALISの場合は利用頻度も信頼度に繋がってくるため、ALISのトークンは流動性を保たれ、ALISの独占を防ぐ目的があることがわかります。また、相互にいいねを送り合い、信頼度を操作する人に対しても対策があります。

 

例えば、Aさんに対してBさんが3日連続でいいねを送り続けたとします。そうなった時、2日目と3日目のいいねは計算されず、AさんのBさんからのポイントは1いいねとして換算されます。AさんがBさん、Cさんにいいねされた場合はそのまま3いいねになります。

 

上の計算式の通りに信頼度が評価されると、インフルエンサーなどの元々人気があって影響力のある人たちへの対策にもなります。同じようなファンがついている人はなかなか評価されず、本当に多くの人から認められる記事のみがALISでは「価値がある」と見られます。

 

ALISの仕組みもわかったところで、Steemitとの違いを見てみましょう。Steemitとの違いは、シンプルさです。ビジネスモデルから見た場合は支払われる報酬は同じですが、トークンの種類がALISは1種類に対して、Steemitは3種類もあります。ユーザーとして使う場合、ALISは日本から始まったプロジェクトのため、親近感という意味でもSteemitとは少し違います。

 

ALISのモックアップ

先ほどのロードマップでも示したように、ALISのベータ版が5月までにリリースされる予定です。そのモックアップ(デザインのみ)がALISの公式のmediumで公開されています。

 

モックアップとは、実物にほとんど似せて作られた模型のことです。ALISはデザインをほとんど作ってしまっています。ベンチャー企業が出資を決める時にはモックアップやプロトタイプを見せて投資を決めてくれたりします。

 

ALISのモックアップだけでもALISのユーザーにはたまらないでしょう。モックアップを見たところ、mediumと似たようなデザインだという印象を受けます。さらにALISのチームは、このモックアップに寄せられたフィードバックはALISの開発に役立てるようです。このように、ALISはユーザーの声を聴きながらプロダクトを作っていくことがわかります。

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ALISはICOをした

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ALISは、もともとICOをするつもりがなかったようですが、急遽ICOによって資金調達をすることにしました。ALISがなぜICOをするつもりがなかったかというと、日本ではICOの法律がまだできておらず、わざわざ法で認められていないことをやることはないという判断をしていたらしいのですが、金融庁などとの話し合いで法的には問題がないということを確認した上で日本発のICOになりました。

 

ALISのICOは、2017年9月1日〜9月29日までの4週間の間やっていました。また、ICOでは週ごとに価格が変化して早く買うほど得をする仕組みになっています。ALISの場合、1週間目は1ETHあたり2900ALISを買えていましたが、4週目では1ETHあたり2000ALISしか買えなくなっています。

 

ここからも分かる通り、ICOはある仮想通貨を通じて対象のトークンを買うことができます。ALISの場合はETHを持っていればICOで購入することができました。ALISのICOでは下限と上限の調達額を決めており、最低でもICOで3.5億円集め、最高で30億円集める予定でICOを行なっていました。もし最低調達金額に達しない場合は全てのALISトークンを売却する予定でした。

 

ICOは成功して資金調達ができたため、現在ALISの活動は日々進んでいることがわかります。

 

ALISの将来性 

ALISが成長するプロジェクトかどうかを判断するには、これまで行なってきたイベントや開発を見て、これからALISが着手する開発を見る必要があります。ALISはどのようなことをするのでしょうか。

 

これまでALISが行ってきたイベント・開発

ALISの将来性を語る前に、どのようにALISが今に至ったのかを見ていきましょう。

 

ALISのアンバサダープログラムを開始

ALISはアンバサダープログラムを2017年12月5日に開始しました。しかし、現在は募集を停止しています。またアンバサダープログラムを再開したら見てみると良いでしょう。

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東京でのミートアップ

ALISは2017年12月23日、東京でミートアップを行いました。ALISはミートアップなどを活発に行うことで、コミュニティの力を強めていると考えられます。

medium.com

 

サイトのデザインをリニューアル

ALISはサイトのデザインを2017年の12月中にリニューアルすることを発表し、サイトをデザインし直しました。

 

ALISのモックアップを公開

先ほども述べましたが、ALISはモックアップを公開しました。これによってICOした際に投資した投資家、ALISのサービスを待ち遠しく思っている人たちの中でALISのイメージが明確になったと考えられます。こういった風にALISのチームのやっていることを外に公開し、透明性を維持しているICOは比較的少ないため、かなり好感が持てます。

 

 

ALISが将来的にやること

2019年までにALISがやることは前述したため、それ以降のALISのやることを扱います。

 

2020年までにALISがやること

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・ALISの世界進出の準備

・口コミサイトの破壊とALISの通貨としての価値の向上

・国家政策の働き方に合わせたALISのリブランディングと広報実施

・複数の通貨をALIS上で扱う機能の開発

・ALISのプラットフォームとしての仕組みづくり

・ALIS上でのマッチングの仕組み作り

・筆者のプロフィールや特性がわかる仕組みの作成

 

ALISは色々なことを仕掛けていくことがロードマップを見るだけでわかります。

 

 

ALISを購入する方法

ALISはまだ日本の仮想通貨取引所では取り扱われておらず、Binanceでも取り扱っていない。クリプトピアという海外の取引所で購入可能です。

まだプロダクトのできていないALISだが、日本発のICOということもあり、日本の取引所への上場も予定しています。クリプトピアが少し購入しておいて、日本の取引所で新規上場する時に、かなり価格が跳ねる可能性があります。

 

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